粋人-Ikibito-

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Unistellar社のeVscope 初めての天体観測!!

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eVscopeについて

f:id:ikibito:20201108185315p:plain天文ファンの間で近頃話題に挙げられている、Unistellar社の『eVscope』。クラウドファンディングで従来の望遠鏡より100倍パワフルを謳い文句に、登場してから瞬く間に有名になりました。

 

この記事の読者はeVscopeが何者なのかは既にご存知だと思いますので、製品の紹介は割愛いたします。知りたい人は↓からどうぞ。

 

camp-fire.jp

unistellaroptics.com

 

 

 

eVscopeを組み立ててみる

 さて、届いてはや一週間。ついにお空が晴れてくれました!(こういう時に限ってなかなか晴れてくれないんですよね笑)

 

まずは組み立ててみます。といっても、鏡筒を三脚に乗っけて、ネジをちょちょっと締めるだけ!実に簡単です。

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シュッと上を向いていてお行儀のよい子です笑

 

外に出して鏡筒を傾けてみました。(iPadで操作しています)

いやぁ、とにかくスタイリッシュでカッコいい!!テンション上がりまくりです!

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アライメント

 さて、アライメントしていきます。まずは水平度をチェック。三脚についている水平器の気泡の位置を見て合わせます。床が少し傾いているので気を付けて調整しました。

 

次に、光軸調整は一旦無視して(笑)、ピント調整してみます。

ピント調整は、鏡筒の根本側(主鏡がついている方)に付いているフォーカスリングを回すことで行ないます。

本当はバーティノフマスクを使って精密調整するのが望ましいですが、早く観たいので今回はすっ飛ばします笑

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*1

 

 

続いて、星を追尾するためのアライメントを行ないます。と言っても、eVscopeが全部勝手にやってくれます笑

普通の自動追尾望遠鏡の場合、最初に真北に向けて、明るい星を導入して・・・とそれなりに作業がいるのが普通ですが、このeVscopeはそんな作業を一切する必要がありません。

適当な方向に向けて、ピントを合わせて、比較的明るい星を入れておいて、アライメントをスタートすれば後は星の配置等の情報から勝手に合わせてくれるんです!

数分待つだけです。本当に画期的。まぁ精度はそれほど良くないでしょうが・・・。

 

これで準備完了です。


 

初めての観測!!

 さて、まずは何を観よう・・・。記念すべき第一回目の観測です。

ここはやはり、『オリオン座大星雲(M42)』でしょう!!

 

M42を選択します。下の画面のようにM42の基本的なデータが出てきます。右上の「移動」ボタンをタップすると導入がスタートします。

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導入は天体にもよりますが、数十秒程度で完了します。

M42は比較的明るい天体なので、そのままでも形が確認できるのですが、eVscope最強の武器である「エンハンストビジョン」をかけることによって適切に画処理がされ、とてもきれいに見えます。

 

タブレットで表示すると大迫力です!(タブレットに移っている様子をスマホで撮影したので白飛びしてますが・・・)

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エンハンストビジョンは多くの時間をかけることによって、ノイズが除去されてよりきれいになっていきます。5分まで適当に区切って保存したので比較してみます。

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左:16秒 右:48秒

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左:80秒 右:120秒

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左:180秒 右:240秒

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左:300秒

 

比較しやすくするため、16秒と300秒を並べてみます。

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左:16秒 右:300秒

 

これだとかなり分かりやすいと思います。長くエンハンストビジョンをかけるほどきれいになりますが、ある程度経過してからはそれほど変化はないようです。長くても30分程度十分ではないでしょうか。

 

 

次に、横の接眼部から直接のぞいてみます。

スマホを押し当てて撮ったのできれいには取れませんでしたが、基本的にはタブレットに表示されている映像と大差なく見えます。普通の望遠鏡だと星雲はのぞいても見えませんから、これはeVscopeの大きな強みの一つですね。

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より分かりやすくするために動画も撮ってみました。


eVscope 接眼部見え方

 

 

最後に本日の成果を載せて終わりとします。スマホの画像編集アプリで簡単に処理したものも載せておきます。ピントがいまいち合ってないのが残念ですね・・・(;^_^A

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左:eVscope撮って出し 右:スマホアプリ処理後

 

今回はM42メインでしたが、次回以降いろいろな天体にトライするのが楽しみです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました(^^♪

 

 

筆者:星の庶民様

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*1:ユーザーガイドより⇒こちら